宮城旅行記 その4
徒歩で青葉城に行くルートはいたって簡単。青葉通りをまーっすぐ進んでいくだけ。
結構歩きますが、まぁ行けない距離ではないです。
懐かしい七十七銀行や並木道を眺めながらぐんぐん道を進んでいきます。
青葉通りの街頭には小さな伊達政宗公が乗っかっているので歴女さんはぜひチェックしてみてください。
こういう細かい仕掛けはバスでは絶対に分からないぞ…
ぜーはー言いながらようやく広瀬川に到着。
さとう宗幸さんの青葉城恋唄で有名な川です。
たしか七夕祭りの前夜に上がる花火もここじゃなかったかな?ちょっと曖昧。
ちなみにこの青葉城恋唄は
東北楽天ゴールデンイーグルスのチャンステーマや電車の発車メロディのモチーフにもなっているそうです。
それくらい宮城県民にとっては馴染みがある歌。
9月なのに気温は35度!残暑厳しい中、まだまだぐんぐん進みます。
ようやく青葉城の入口が見えてきたぞー!
このお城、仙台城と青葉城の2つの呼び名がありますがどっちが本当なんでしょうね?
私はなんとなく青葉城と呼んでますけど…。
一応入口っぽいかんじですが実際はここからすんごい歩きます。
てか、こっからが本番。山登りに突入です。
その5に続く。
宮城旅行 その3
無事に仙台駅に到着!
とりあえず旅行会社を通して購入していた仙台まるごとパスを受け取ります。
可愛いクーポンブックも付いてきた。
このパスを使えばJR、仙台空港鉄道、るーぷる仙台、仙台市営地下鉄、仙台市営バス、宮城交通の仙台〜秋保大滝路線、阿武隈急行の一部路線が二日間利用出来るようになります。
電車・バスで宮城を観光するよーって人にはオススメのパスです。
観光地の入場料が安くなったりもするのでかなりお得ヽ(・ω・)ノ
んでこれをいただいて今日のお宿に重い重いキャリーを預けにいきます。
花京院にあるホテルモンテエルマーナ仙台というオシャレな場所です。
駅前はいっぱいホテルがあるから迷ってたんだけど大浴場が決め手となりました。
駅を出てペデストリアンデッキをずっと右に進むと着きます。
歩いて2〜3分くらいかな?
フロントに着くと笑顔が素敵なお姉さんが迎えてくれました。
仙台訛りが素敵…!
荷物を預けたところで漸く観光スタートです。
吐き気はいつのまにかどこかに消えていました。
胃もたれってストレスの影響も大きいって言うし目的地に到着した緊張が解けたのかも。
当初の予定ではるーぷる仙台に乗って駅周辺をぐるーっと一周するつもりでいたけれど体調絶好調というわけでもないので断念。
歩いて最初の目的地である青葉城に向かうことにしました。
その4につづく
宮城旅行 その2
時計を確認したら乗車からかなりの時間が経っていた。
やっぱり吐き気は治まっていない。
相変わらず胃はムカムカしているし風邪をひいているみたいに喉の奥が痛む。
とにかく気を紛らわせようと車窓に集中するよう努力してみる。
ビルだらけの東京とは違ってのどかな田園風景が広がっていて、
あぁ…ついに仙台に帰ってきたんだな…とちょっと泣きたくなってきた。
震災が起きてからというもの帰りたくてしょうがなくてね…
現地が大変な時期に私みたいなのが行っても邪魔になるだけだろうしと我慢してたんだけどやっぱり心配だよね。
大学の友人は私が出身者だということは知らないから東北の悪口と思えるようなことを言うんだよ。
ほんの一部の人なんだけどね。
ニュースの情報は偏ってるからそういうふうに思われてもしょうがないんだけどやっぱり寂しい。
今回の旅行はそういう人達に宮城は壊滅状態ってわけではないんだよ!テレビの情報に惑わされないで遊びにいってやってよ!ということを説明するための旅でもあるのです。
いっぱい写真を撮ってみんなに見てもらうんだ(`・ω・´)
私が決意を固めているうちに新幹線は仙台駅へと近づいてきました。
車窓から見える仙台の文字に私の涙腺は崩壊寸前。
本当に仙台に帰ってきたんだ…
ホームに降りて、胸いっぱいに空気を吸うと不思議なことにすごく安心するんですね。
体が故郷の空気を覚えているのか、単に関東より空気が綺麗なのかは分かりませんが私の故郷はやっぱりここだなぁと再確認しました。
高鳴る胸を抑えつつエスカレーターを降りるとそこはもう見慣れた景色。
駅はさほど変わっていなかった!
というか10年前とおんなじ!
昔の思い出がぶわあああっと脳内に流れこんできて、友人がトイレに行っている間にちょっとだけ泣きました(*´艸`*)
なつかしいね…
仙台ただいまー!
この時計、まだあったんだなぁ…
昔のまんまだ…
来る前にこっちの友人から聞いてはいたけど伊達政宗像がないというのはちょっと寂しいなぁ…
その3へつづく
宮城旅行記 その1
宮城旅行初日。
楽しみにしていた旅行だったのですが胃もたれにより私の体調は最悪。。
数週間前、バイトにインターンに京都にとあちこちを飛びまわっていた私は知らないうちに胃を壊していたようで逆流性食道炎を発症。
(簡単に言えば胃酸が食道に逆流する病気)
常に吐き気と戦っている状況で正直なところ、旅行どころではありませんでした。
ひとりでの旅ならさっさと中止を決めているんですが友人が一緒となるとそうはいかない。
無事に帰ってこれるだろうかと不安になりながら東京駅へと向かいます。
最寄り駅から始発に乗って東京駅に着いたものの吐き気は増すばかり。
人混みや飲食店の臭いによりいつ吐いてもおかしくない状態。
あまりの気持ち悪さに旅行のことなんてどうでもよくなってきた。
いっそもう帰ろうか?いや、そんなことしたら友人に申し訳ない…。
でもあっちでおかしくなったらどうしよう…。
色々と考えもめぐらせているうちに新幹線がホームに到着。
もうね、胃がもたれていると新幹線のにおいにまで反応してしまうんですよ。
とにかく全てのにおいが気持ち悪いの。
お医者さんからいただいた薬を服用してリクライニングを倒してさっさと寝ます。
起きたら吐き気も治まってたらいいのにね…(´;ω;`)
その2につづく…
はじめに
宮城出身で現在神奈川在住の私が12年振りの帰仙をつらつらと語るだけのブログです。
ただそれだけのブログです。
久しぶりに故郷に帰って感動したので作ってみました。
今年(2012)の9月に行った旅行のことだったり仙台に住んでいた頃の思い出話なんかをのんびりと語っていこうと思っています(`・ω・´)